尼崎の個別指導学習塾 | 城信塾(きしんじゅく)

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本当に英語ができるようになる勉強法②(毎日勉強する)


皆さん、こんにちは。城信塾(キシンジュク)塾長の岩城(イワキ)です。
「本当に英語ができるようになる勉強法(教材)」からの続きです。

教材が決まったら、勉強開始です。英語の勉強は、毎日する必要があります。
英語は技能であり、英語に触れない日が続くと、感覚が鈍ります。かつ積み重ねが重要であり、既習部分を理解していないと、新しく学習する英語は理解できません。原則、365日毎日英語を勉強する必要があります。

脳科学者によると、人間の脳は「始めてから21日たっていない行動」に拒否反応を示すらしいです。従ってある行動を習慣にしたければ、とりあえず21日間毎日同じ行動を繰り返す必要があるとのこと。
21日間耐えられなければ、その間の努力は水の泡になる。ということで、21日間、毎日英語を勉強して、習慣にする必要があります。そうしたら毎日勉強できるようになります。

実はこの勉強法のブログは、次回以降は「発音記号を習得すること」、「音読を一日30分すること」、「教科書の英文を丸暗記すること」と続きます。
このブログの勉強法は、私が実行して英語が得意になった方法です。私は本やネットで英語の達人の勉強法を調べましたが、私を含めほぼ皆さん共通した勉強法でした。なので、実行すれば必ず英語が得意になると、自信を持ってお勧めできます。実際にこれを実行した生徒は、英語の定期試験の成績が爆上がりしました。

ところが、この勉強法を生徒に伝えても、そのとおりやる生徒は極めて少数です。
私は、「確実に成績が上がる勉強法なのに、何でやらんのじゃ」と思っていました。
しかし、最近ふと気づきました。元々英語が嫌いな人が、自分一人で発音記号を習得して、毎日30分音読して、英文を丸暗記していくなんてできない。この勉強法は、英語が苦手な人が一人で取り組むには、非常にハードルが高い勉強法だったのです。

私は実は、語学大好き人間です。高校時代は記憶力も強かったので、教科書の英文をバンバン覚えていました。また、今でも紙の英和辞典を引くのは苦にならず、辞書を引いて意味が分かると、そういう意味だったのか、と感激します。
でも語学嫌いの人にとっては、これらは苦痛以外の何者でもありません。よく考えると私は理科が苦手でした。例えば化学式を覚えることは、私にとって苦痛以外の何者でもありません。これと同じことです。私は何も分かっていませんでした。

例えば定期テスト対策として、試験範囲の英単語を覚えて、和訳を理解して、英文を暗記すれば、確実に高得点をとれます。英単語や英文は、音声がないと暗記できませんので、音読も必須です。しかし、英語が苦手な人は辞書を引くのは嫌だし、発音も和訳も分かりません。

そこで授業中に、私が次のことをやります。まず英文で生徒が知らない単語の意味を私が全部言って、生徒がそれを本文に書き込みます。発音は発音記号が分からなければ、カタカナで書き込みます。次に英文を一文ずつ音読して、生徒に和訳をしてもらいます。分からないところは、私が和訳します。最後に生徒が英文を暗記していくか、問題集なら問題を解き直して行きます。

つまり生徒の負担になる作業は私がやって、英語に対する生徒のハードルを下げます。生徒の英語アレルギーを減らして、英語を勉強しやすくするようにアシストすることが私の役目です。
こうして英語に慣れていけば、将来は生徒が自分で辞書も引き、発音記号も覚えていくでしょう。

城信塾は、英語を勉強しなければいけないと分かっているんだけれど、英語のハードルが高すぎてアクションがとれない生徒の後押しをすることができる塾になりたいと思っています。

次回に続きます。



2022年10月18日 8:34 AM «   »

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