尼崎の個別指導学習塾 | 城信塾(きしんじゅく)

城信塾からのお知らせ


 

本当に数学ができるようになる勉強法①(教材)


皆さん、こんにちは。城信塾(キシンジュク)塾長の岩城(イワキ)です。2022年4月に当塾を開塾し、10月よりホームページとブログを始めました。

このブログでは、数学が苦手な人のための、数学の勉強法を書いていきたいと思います。中学生、高校生でほぼ共通の方法です。タイトルに、本当に数学ができるようになる勉強法と書きました。定期テストはもちろん、実力テスト、入試、そして実社会に出てからでも通用する数学の実力がつきます。

それでは、始めます。まずは使用する教材から。

 

使用する教材

・教科書

・教科書ガイド

・ワークブック(あれば)

・(教科書をマスター後)基礎と応用の問題集(数ⅠAで二冊、数ⅡBで二冊)

 

これだけです。

数学の勉強法に関しては、まずは私の実体験を書きたいと思います。私は附属中学から附属高校に無試験で上がったので、高校受験の経験がありません。なので、大学受験の体験記です。

私は高校の時、数学が苦手でした。全然勉強しなかったし、勉強方法も分かりませんでした。高3(1978年)の夏休みの終わりだったと思いますが、この数学の実力では大学入試に通らないと思い、9月から数学の勉強を始めました。その方法は、教科書ガイドを買ってきて、数学Ⅰ、ⅡB(当時は数学ⅠとAが分かれていなかった)の教科書を最初から全部読んで、問題は全て書いて解く、というものでした。なぜこの方法をとったのか、今では覚えていません。多分、教科書のマスターが重要と聞いて、その通りにやったのだと思います。

教科書の問題が全部解けるようになってから、問題集を買ってきました。今でも覚えているそのタイトルは、「なべつぐのあすなろ数学」Ⅰ、ⅡBです。これも最初から全部紙に書いて解いていきました。当時の問題集は今と違って、解答の解説が非常に簡潔でした。私は塾や予備校には行っていなかったので、解答を読んで分からない問題は高校の先生に聞きました。高3の9月以降は、本当に数学だけを毎日数時間やっていたと思います。ただし成果はなかなか出ず、早大オープン(か実践模試)は合格判定Dでした。

結局あすなろ数学は数Ⅰは終わりましたが、数ⅡBは途中までしかできませんでした。つまり微積分、数列などは手つかずでした。なので、国立大はアウトでした。

当時の早大政経の入試科目は英、国、社または数Ⅰでした。私は英、数、国で受験して通ったのですが、合格判定Dから合格できた理由を自己分析すると、数学は勉強しているのにずっと低迷していましたが、めげずに毎日数学を勉強した結果、おそらく受験直前の2月についにブレイクして急上昇したのだと思います。英語と国語はまあできていたので、この貯金でなんとかなったのでしょう。また受験一ヶ月前から、一日14時間の勉強計画を立てて毎日実行しました。最後は10時間くらいになったと思いますが、それでもとにかくやり通しました。(ただし数学の勉強開始が9月は遅すぎます。9月開始ですと、普通はブレイクする前に入試が来て、アウトです。本来は遅くとも高3の4月開始。高2,高1から開始するともっとよいです。勉強量から考えると、運がよかったとしか言い様がありません)

 

この経験を元に、数学は教科書をマスターしてから、問題集を一種類マスターすれば、合格できる力がつくと考えています。このマスターの方法は、これからご説明していきます。

 

教科書と問題集をマスターする、と書くのは簡単ですが、実際にやり始めると何が書いてあるのか分からない、解答の解説を読んでも分からない、など多々問題にぶち当たります。分かるまで自分でとことん考えることも重要ですが、数学以外にもやるべき科目はたくさんありますので、時間が足りません。そもそも数学が苦手であれば、とことん考える気も起きません。こんな時、分からないことを優しく説明してくれる人がいたら、前に進めるはず。城信塾は優しくかつ丁寧に分からないことを説明し、あなたを本当に数学ができるようにいたします。

 

次回に続きます。



2022年11月27日 12:46 PM «   »

topページへ戻る

お知らせも要チェック