皆さん、こんにちは。城信塾(ｷｼﾝｼﾞｭｸ)塾長の岩城（ｲﾜｷ）です。

「本当に英語ができるようになる勉強法②（毎日勉強する）」からの続きです。

今回は、「単語を覚える」です。

実は私は、昨年単語帳を一冊購入して暗記を開始しました。今ではほぼ全部単語を覚えました。

 

単語は、覚えれば覚えるほど、英語ができるようになります。逆に言うと、単語を知らないと、高得点は取れません。

単語は、単語帳を使って覚えるのが一番いいと思います。英文を読みながら単語を暗記するのもよい暗記法ですが、頻出単語は単語帳で覚えてしまったほうが効率的です。

 

暗記方法は、結局は繰り返しです。具体的な方法は、以下の通りです。

 

①英単語帳を最初から順番に見て、意味を言えるかチェック。間違えた場合は、単語の頭に×印をつける。まずは自分が知らない単語をあぶりだします。なので、最初は一つずつ単語を見ていく必要があります。

 

②最後までチェックしたら、最初に戻って２回転目を開始。ただし×をつけた単語のみチェック。２回転目で正解できたら、×の横に○をつける。再度間違えたら何もつけずに進む。ここで〇を付けたら、3回転目以降はチェック不要です。

 

③最後までチェックしたら、最初に戻って３回転目を開始。ただし×をつけた単語のみチェック。あとは②と同じやり方です。

 

④こうして、×全部に○がつくまで何回でも繰り返します。５回転で全部○がつけばいいのですが、単語の中には自分と相性の良くない単語が必ずあり、その単語は何回やっても覚えられません。こういう時の対策は・・・・・覚えるまで繰り返す、です。間をあけずに何回も繰り返すと、あら不思議、覚えてしまいます。私の場合、infer（～を推察する）という単語がなぜか最後まで覚えられませんでした。妻から「はい、inferの意味は？」とかテストされながら何回も繰り返したら、完全に覚えました。これで相性が良くなったので、もう忘れません。

 

⑤こうやって全問正解したら終了ですが、残念ながらこれで終わりではありません。単語は頻繁に使わないと、すぐ忘れます。ので、何回も上記①～④を回転させる必要があります。長文を読んでいると、「確か単語帳にあったが、忘れた」というケースが頻発しますので、実感できると思います。これは覚えていないことと同じですので、再度回転させて覚えなおします。できれば全問正解したら、すぐに再度回転することをお勧めします。短期間に何回も早く回転させることがベストです。なお、×も○もついていない単語は二度とやる必要はありません。完璧に覚えているはずだからです。

 

⑥覚えるときは、辞書に書いてあった別の意味や、辞書の例文を単語帳に書き込むとかして、単語帳を補強しましょう。せっかく勉強するのですから、追加情報も書き込んで一緒に覚えこんでしまいます。

 

⑦単語は細切れ時間を利用して覚えましょう。私の場合、単語帳は電車の友で、電車の中でよくパラパラと単語帳を見ています。

 

こうやって単語帳を全部覚えてしまうと、長文を読んでいるとき、知らない単語に出会うと、自信をもって単語帳に無かったといえます。単語帳に載っていなかった単語は、推測できないかどうか確認しましょう。例えば、immaturityという単語ですと、まずmatureという単語は「成熟した」という意味です（matureは要暗記）。これに否定の意味であるinが付きます。Inmatute（この綴りは誤り）となりますが、ｍの前のｎは発音しにくく、ｍに引っ張られてｎ→ｍの音に変化します。したがって正しい綴りはimmature（未熟な）となります。そして語尾にtyがつくと名詞化しますので、immaturityの意味は「未熟」となります。ここまで試験中に一瞬で到達できなければ、確実に時間不足になります。

推測できない単語で、よく出てくるものがあれば、覚えてしまうしかありません。

 

有名な単語帳は、素晴らしい先生方が心血を注いで作っておられますので、その単語は長文に頻繁に出てきます。私は昨年買った上記の単語帳一冊をマスターしましたが、覚えた単語がよく出てくるので本当に長文を読むのが楽になりました。

 

ただこの単語帳の暗記は、ここに書いた方法がベストだと私は思いますが、一人でコツコツ毎日単語を暗記するのは、強靭な精神力が必要です。実は私は高校生の時、単語暗記が苦手でした。当時のベストセラー単語帳である「試験に出る英単語」は買いましたが、本棚の肥やしでした。結局、教科書の単語を覚えたと思います。しかし、単語力は十分ではなかったと思います。

 

単語の暗記はつらい作業ですが、合格するためにはどうしても必要です。これをしないと、合格は遠い。頭ではわかっているけど、英語が苦手なので暗記する気にならない。城信塾は、そんなあなたを熱く、優しく応援する塾になりたいと思っています。

 

次回に続きます。

2022年10月23日 5:49 AM « 本当に英語ができるようになる勉強法②（毎日勉強する）   本当に英語ができるようになる勉強法④（音読する） »

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